ワ二ワニパニック

僕と健がラコステの前に立ったのは誰も予期できぬことでした。

「服屋で働きたい」

そんな言葉を健から聞くことになるなんて誰が予想できたでしょう。

しかもその店は「ラコステ」。ワニのマーク。

何でだ。せめてそこは「フレッドペリー」と言ってくれ。お前好きじゃん。全然納得いかないぞ。

しかし、私も健の断固とした決意にやむなく説得を諦め、一緒に下見にいくことにしました・・・。

所は変わって、ラコステの店内。

店はかなり狭く、路地裏にある古着屋の様。店員が三人いました。皆カジュアルで清潔で、オレンジ色を効果的に配色したスタイリングでした。意外にも若そうで、大学生くらいに見えました。働くにおいて敷居は高くなさそうですが、健が働くイメージは未だ出来ず。健、ほんとにここでいいんだよな?

無言で店を出てからしばらくして、僕は健に言いました。

「面接の時は、オレンジ色の服着たほうがいいよ、きっと」

健は肯定とも否定ともとれるように「うん」と言いました。

しかし、今の僕にはこのくらいの言葉しかかけられません。あとは健がどうするかです。まあ、がんばれよ、健。

そして、朝。夢から覚めた僕は如何ともしがたい憂鬱さを抱えたまま家を出ました。

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好きなもの2

猫が好きです。

家には猫が三匹います。

二匹は日本猫でもう一匹はアビシニアンという血統書付きのやつです。

だからといって彼ら三匹のかわいさに違いはないのです。皆生き物としての魅力に溢れています。そして多分僕を慕ってくれてもいます。

猫の魅力は好き勝手生きてるところです。よく気まぐれとは言われますが、猫は単に自分の好き嫌い、譲れるところ譲れないところをはっきり決め、利己的に生きているだけなのだと思います。自分の意思にそぐわないことには誰だろうとはっきり「NO」を示します。こうしたいと思ったことにはこれまた激しく「YES」します。それが同じ生き物として見ていてすごく気持ちがいいです。そしてカッコイイ。

とはいえ、猫それぞれにもちろん個性も備わっています。我が家の猫にしたって、臆病だけど甘えん坊なやつ、気立ての良い底抜けに優しいやつ、暴れん坊で食いしん坊で寂しがり屋なやつ、と三者三様です。どこでどうなってそういう性格になったのかはわかりませんが、本当おもしろいですね。

ときどき曲をかけていると、なかなかいいタイミングで一鳴きしてくれる我が家の猫のせいで、ブラウンズの曲から「ミャー」と聴こえる日をどうにも夢想せずにはいられません。

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あれもしたいこれもしたい ってやつじゃなく、寝てる時見るやつね。

僕はあんまり夢を見ないタイプなんですが、最近よく見るんです。

夢って疲れるなー。

間違いなく現実生活よりハードじゃないですか。ありえない人が出てきて、ありえない事が起こる。冒険活劇だったり、ハードサスペンスだったり。

そのくせ夢の中だとそれが現実だと思っているから、疲れるのなんの。寝た気がしません。しかも起きたときには夢の内容を忘れているのがほとんど。夢の後はその空気感だけが残るから、大変な夢の後ほどもやもやします。

たまに夢を見ていることに気付く人がいるらしいけど、それだったらもっと夢を夢として楽しめるんじゃないかなー。気付けよ自分!

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寒くなってきた

最近寒くなってきましたね。

おれは暑さにも寒さにも弱いので辛い季節になってきました。真冬になったらインナーの裾をパンツの中に入れずにはいられません。(スースーするからね)

毎年思うんですが、今の時期って夜寝る時、どのくらいの厚着をしてどのくらいの布団をかけるのか悩みます。

あまりに寒さに対して防備し過ぎると、逆に暑くなって寝苦しい夜を過ごさなければならないし、朝方の冷え込みを甘く見すぎると風邪気味になるし。なかなか難しいです。丁度良いとこを見つけたいんですが、あまり上手くいったためしが無いです。

Tシャツにする代わりに布団は毛布と羽根布団、いやいややっぱり上下ジャージ着込んで布団は羽根布団だけ、いやまだ毛布だけの方がいいか・・・。今布団に入ってる感じはすごくいいけど、これが朝方になったらどうだ?寒いんじゃないか・・・。けどもっと厚着にすると暑苦しくて眠れないな~。

結局いくら考えても、ダメな時はダメだし、イケル時はイケルんですが、やっぱり考えずにはいられないですね。いつだって丁度良いとこを見つけたいです。

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ナチョ・リブレ

最近TVでナチョ・リブレっていう映画のCMをよくやってて、気になります。

インパクトありますよね。貧しい修道院の孤児たちを救うため、主人公(こいつは修道士?)が覆面レスラーになってお金を稼ごうとするっていうストーリーで、サブタイトルが「覆面の神様」。BGMもいい具合です。CM見ただけで何か常軌を逸している感じが伝わってきます。ちょっとありえないな、と。

けど、これ見たら見たで結構おもろいと思うんですよ。もちろん大作ではないだろうし、テンション高めで友達に「これめっちゃおもしろいから!」って勧められるような映画でもないだろうけど。こちらが程よく期待したら、きっと程よくそれに応えてくれるんだろうなーと思います。

こういう映画も必要ですよね。ちょっと前の巨人があれだけ「四番」をチームに集めたのに勝てなかったのは、映画界でいうところのこういう映画の必要性を認めていなかったということに似てるように思います。役割分担というかバランスというか。

ただ実際これ観に行くかかどうかは悩むところです。

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学園祭シーズン

いや~学園祭シーズンですね。次の土日には我が母校、立教大学でも学園祭があるみたいだし。現キャンパス生はウキウキ?かな。

まあそれはいいとして、何で学園祭なんかを引き合いに出したかというと、その影響でブラウンズの練習が先延ばしになったからなんです。多分本当です。

流れを説明すると、学園祭が行われる→大体どこの大学でもバンドのライブがある→当然その大学の軽音サークルはライブに出る→普段あまりもしくは全然スタジオに入らないサークルの方々がスタジオに入る→スタジオは予約で一杯→ブラウンズ予約間に合わず、という感じ。

ああっと、バンドサークルの人達を批判してるつもりは全然ないので悪しからず。ただ、こういう時期だけバンドするっていうのは寂しい気もします。せっかくバンド組んでるんだから、普段からスタジオ入って練習するのもおもしろいと思うけど。まあほんと余計なお節介ですわ。

逆に、たまにバンドやれば、新鮮な気持ちで音楽を純粋に楽しめると思うから、それはすごくいいなーというか、うらやましいです。ずーっとコンスタントにやってるとどうしても不感症になってくる部分があるから。ほこりが溜まってく様な感覚。これが個人的には結構やっかいです。

こちとら来月7日にライブを控えている身。この時期練習が減るのが怖くないといえばウソなのですが、音楽に対する頭を整える為の期間と思えば耐えられるかなと思う、今日この頃です。

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バドミントン

こないだ家の近くの体育館でバドミントンをやりました。

バドミントンで思い出すのは高校時代。

体育の授業でK君とダブルスを組み、バドミントン部(僕もKもバドミントン部ではない)を激戦の末ねじ伏せたあの戦い。ちょっとした青春の記憶。

そんなことを思いながら、何年ぶりかラケットを握りました。

かなり楽しかった!

やっぱり人間は「動物」だね。体が動く事を求めていたことに気が付きました。

何だかしばらくペットを散歩に連れてってあげてなかったご主人の気持ちに。

すまん、体よ。これからはもうちっと動かしてあげるからさ。

しかし、動かしてなかったツケですね。

頭で描くイメージに体が全然ついていかない。

特に足。0.5秒後1メートル先に踏み出しているはずが、10センチくらいしか動いていない。もしくはほぼ全く動かない!

これは切ないですよ~。

俺ってこんなだったっけ。年取ったとはまだ思いたくないし、違う。やっぱり体を置いてけぼりにして、頭だけ活かしてきた弊害なんだ、と思うことにしました。

心技体とはよく言ったもんですね。

頭でっかちはダメだね。いやほんとに。

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好きなもの1

村上春樹が好きだ。

つい先日、作家の村上春樹さんがノーベル文学賞の有力候補になっているという記事を見かけました。村上春樹さんの本はかなり好きなので内心結構ワクワクドキドキしてたんですが、結果トルコ人の作家(名前は覚えていない)にとられてしまって残念無念。

けど冷静に考えてみると、彼の作品はノーベル賞って柄じゃないと思うし、彼自身もノーベル賞って柄じゃない(いい意味でね)と思う。だからまあ当然の結果かなと納得しました。逆に変な箔がつかなくてよかったかなとも。きっと村上さん自身も今回話題に挙げられて、「やれやれ」(←ファンならわかる)と思っていたと思います。

彼の作品についてですが、何と言っても特筆すべきは独特の雰囲気でしょう。ポップでありハードボイルドな。夢のような現実のような。彼の小説を読むのは音楽を聴くことに近いですね。世界観に酔いたいと思わせられる唯一といってもいい作家だと思います。あと、ダンディズムも感じます。村上さんの人生哲学みたいなものがそこらかしこに散らばってるんです。それを探し拾い集めるのも大きな楽しみですね。人生が豊かになったような、勇気付けられたような感覚が得られます。

もっと書く事はありますが、これで終わり。今まで読んだ事無くて、ちょっとでも興味が湧いた人は読んでみて。合わなかったらごめんなさい。グッときたらほんのちょっとだけ僕に感謝して下さい。そしてライブに来て下さい。

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